解離性障害にはさまざまな症状があり、代表的なものとして以下の5つが挙げられます。
解離性健忘
重要な出来事や日常の記憶を突然思い出せなくなる症状です。特定の期間や出来事の記憶だけが失われる場合もあれば、自分の名前や過去の経歴などを思い出せなくなる場合もあります。
離人感・現実感消失症
自分の体や考えが自分のものではないように感じたり、まるで夢の中にいるような感覚になったりする症状です。
解離性同一症(DID)
複数の人格状態が交代して現れる症状です。それぞれが異なる記憶や感情、行動パターンを持つことがあり、人格状態ごとに記憶が共有されないため、自分の行動を思い出せないなどの症状がみられる場合があります。
解離性とん走
突然自宅や職場を離れて別の場所へ移動し、その間の記憶が曖昧になったり失われたりする症状です。短時間で終わることもありますが、長期間に及ぶ場合には遠方へ移動し、新しい生活を始めるケースもあります。
解離性運動障害
歩きにくくなる、手足が震える、力が入りにくくなるといった運動症状のほか、見えにくい・聞こえにくいなどの感覚症状がみられる場合があります。また、一時的な意識消失やけいれんのような発作症状が現れることもあります。



