社交不安障害の原因はひとつではなく、複数の要因が重なって発症すると考えられています。
遺伝的・生物学的要因としては、脳内の神経伝達物質(セロトニン・ドーパミンなど)のバランスの乱れや、感情・恐怖を処理する脳の部位である扁桃体の過活動が関係しているとされています。また、社交不安障害は、遺伝的な影響も一定程度あると考えられています。
環境的・心理的要因としては、幼少期のいじめや強いからかい、過去の失敗体験、過保護・過干渉な養育環境なども発症に関わる可能性があります。特定の対人場面でつらい経験をしたことが、発症のきっかけになるケースも見られます。
性格的な傾向としては、もともと恥ずかしがり屋であり、完璧主義で失敗を恐れやすい気質を持つ方に多く見られます。ただし、内気だから社交不安障害というわけではなく、複数の要因が重なり合って発症すると考えられています。



